「薬屋さんの正直ブログ」

富山県の薬剤師、前田がスキンケアの「リアル」をお話しします。

使える化粧品が無い!

化粧品があわない…というのを2つのパターンに分けてみましょう。

① 効果が感じられない。

② 刺激を感じて赤み・かゆみなどの肌トラブルを起こしてします。

①についてはスキケアの方法や使用アイテムの変更などで対応できますが、②

は深刻ですね。

今回は②のパターンでスキンケアをあきらめていた方に、希望を持っていた

だくお話しです。

 

まったく化粧品を受けつけないお肌とは?

ひどいアレルギーやアトピーやなんらかの皮膚病を患っているお肌です。

これはまず専門医による治療が必要で、残念ながら化粧品がお手伝いできる

ことはほとんどありませんし、**だから安全という触れ込みの化粧品を安

易に使うことで悪化することもあるので要注意です。

このまったく化粧品を受けつけないお肌の割合は、いままでの経験から数%

以下だと思います。

ドクターイノベールのご愛用者は、化粧品が使えない・使えなくなったとい

うことで、助けを求めに来た(大げさ?)方が比較的多いのですが、その9割

以上の方がスキンケアを楽しめるようなお肌をとりもどしています。

お肌の状態にあったステップケアについて、何回かにわたって解説します

ね。

比較的多いアトピーについては、↓↓↓↓で取り上げているので参考になさって

ください。

kusuriyamaeda.hatenablog.com

 

f:id:kusuriyamaeda:20220406150616j:plain

 


一番の原因は「バリア機能」の低下

潤いのある角層細胞が積み重なり、そのすきまを細胞間脂質が埋めて、お肌

の表面を皮脂膜が覆うことで「肌のバリア機能」が形成されます。

この防衛機能によって、乾燥や雑菌・対汚染物質やアレルゲンなどを防いで

いるのです。

何らかの原因でバリア機能が低下すると、化粧品でヒリヒリしたり、痒みや

赤みが出たり、不快な症状がおこります。

体調不良や季節の変わり目・花粉や紫外線も原因で、一時的に発生すること

が多く、今までつかっていた化粧品が突然会わなくなるのもこのせいです

ね。

バリア機能が落ちているときは例外なく "ターンオーバー" も乱れていま

す。

ターンオーンバーを整えてバリア機能を回復させるのがドクターイノベール

の「予防美容」なんです。

 

肌が薄くなる「菲薄化(ひはくか)」も原因です

お肌が薄くなることでも、しみたりヒリヒリと痛んだり、赤みやかゆみ、乾

燥を起こしやすくなります。

この肌が薄くなることを、菲薄化(ひはくか)と言います。

菲薄化の原因として加齢があげられます。

女性ホルモンが減少すると、真皮のコラーゲンやエラスチンの生成量が低下

して、痩せてしまうからです。

これには紫外線も深く関わっています。

また、若い人の間でも肌の菲薄化が見られます。

ゴシゴシ洗願・ピーリング、過度なクレンジングなどで角質を削ってしまう

のですね。

角質がダメージをうけると、ターンオーバーにも影響が出てしまいます。

削られた角質を修復しようとして、ターンオーバーのサイクルが早くなっ

て、未成熟な角層細胞が表面に上がってきてしまい角質層が全体に薄くなっ

てしまうんです。

この減少したコラーゲンを回復させて、紫外線の影響を防ぐ「内面美容」も

素晴らしい効果があります。

化粧品が使えない時にも、できるスキンケアですよ!

 

化粧品を使えるお肌をとりもどす ステップケアを始めましょう

バリア機能・ターンオーバー・菲薄化といったことが原因で化粧品が使えな

くなる。

これを改善して、再びスキンケアライフを取り戻すためのステップケアにつ

いて、次回から詳しくお話しします。

お肌の状態や、症状を見極めて必要最低限・正しく洗顔や保護アイテムを使

いながら、また内面美容を組み合わせることで、90%以上の方が今までよ

り”良い状態のお肌”を取り戻し維持に成功しています。

 

ホームページ↓↓↓↓

https://www.product-innovation.co.jp/