使える化粧品が無い 超過敏でトラブルが出る時
しみるのを我慢どころでなく、洗顔料から化粧品まですぐにお肌が反応して、トラブルが出てしまうときは潔く「断コスメ」をしてみましょう。
何か合うものがないかといろいろ試すのがお肌の回復を妨げるケースは多いのです。
明らかな皮膚病が無い場合は1週間ほどでお肌は健康を取り戻し始めます。
スキンケアに頼らず、バリア機能を回復させましょう。
暫くはお湯洗顔。
まずお肌を休ませましょう。
クレンジングなども使えないのでメイクは我慢。
洗顔料を使わずにお湯で汚れを洗い流すことが基本です。
これもサッと洗い流すのではなく、お湯をお肌になじませるような感覚で行うと、角質への水分補給ができるんですね。
つるんとサッパリ洗いあがりは期待できませんし、少しヌルッとしてもお肌の皮脂まで落していないことなので気にしないことです。
洗顔後はタオルをあてて、余分な水分を吸い取ってください。
こするのは厳禁です。
※生理食塩水がいいとの説もあるようですが、意味はなく、肌に残った塩分は角質層から潤いを吸い上げてしまうのでNGです。
お湯で潤したらすぐに蓋をして、角質の潤いを閉じ込めましょう。
クリームではなくワセリンを使います。
最も刺激の少ない保護剤のワセリンは、肌の表面を覆うことで水分の蒸発と、乾燥による肌荒れを防いでくれます。
水分を吸い取ったらすぐに使ってください。
つけすぎるとベタつくので少量を薄くつけましょう。
手のひらに伸ばして温めてから、肌を包むように薄くつけるのがコツです。
ここでもこすったり摺りこんだりしないでくださいね。
ワセリンにはいくつか種類がありますが、純度の高い「白色ワセリン」を選んでください。
50gで200円位でお財布にも優しいですよ。
余ったワセリンは手洗後にハンドクリーム代わりに使ってもいいので、無駄になりません。
※保湿剤としてグリセリンはどうですか?と質問を受けますが、水+ワセリンが基本です。
数日から1週間でお肌の回復を実感できるはず。
お湯で保湿して、ワセリンでお肌を保護するシンプルなケアだけで、自己回復力のある健康を取り戻していきます。
少し良くなったかな?と感じたら、洗顔料は少しだけ腕の内側につけて、赤くなったりしないか確認してから使い始めてください。
洗顔が問題なければ化粧水も同様に安全確認。
一度にすべてのスキンケアを再開するのではなく、徐々に使うものを増やして行きましょう。
お肌はお湯洗顔とワセリン、まめに行ってもOKです。
チョット汗ばんだり、ほこりっぽいところから帰った際にもこまめに行ってください。
洗顔=潤い補給の重要な方法です。
アトピーのお悩みはこちらも参考にしてください
http://kusuriyamaeda.hatenablog.com/entry/2021/09/17/152608
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