「薬屋さんの正直ブログ」

富山県の薬剤師、前田がスキンケアの「リアル」をお話しします。

深いシワの予防や改善に役立つお話し

シワは、乾燥が原因で一時的に目元や口元にできる「表皮性のシワ」と、真皮の弾力に関わるコラーゲンやエラスチンがダメージを受け減少することで発生する深いしわ

「真皮性のシワ」に分けられます。

肌老化で最も気になるのが、真皮性の深いシワ。残念ながら真皮層は化粧品では手の届かない領域なんですね。しわの改善を目的とするスキンケアが医薬部外品として 平成23年から許可されましたが、部外品といえども真皮層に浸透することは許されてません。でも真皮層の組織や細胞に何らかの影響があるように、遠回しに言ってますね。けっこうグレーな領域なんです。
そこで取り入れたいのが内面美容。真皮層の状態を良くするには体の中から働きかけるのが一番と考えます。

まずは真皮性の深いシワの原因を簡単にご説明します。
深いしわは、加齢と紫外線によるによる肌の弾力低下
加齢とともに肌の弾力成分のコラーゲンやエラスチンが減少して、表面を支えられずに肌がたるんでシワになります。

紫外線ダメージ
紫外線の怖さは、真皮層で、コラーゲン・エラスチンを破壊する酵素を増やし,ハリや潤いを保つために必要なお肌の構造を壊してしまうのです。

日常のスキンケアでの対策は?
スキンケアで大切なのは2つだけ。保湿と紫外線(抗酸化)対策です。医薬品や化粧品の経験から、高額な美容液などより、日常のスキンケアが最高の対策だと結論しました。強烈な日光を浴びないように気を付ける。日焼け止めも有効ですね。次にまたバランスの良い規則正しい食生活と十分な睡眠がとても重要なんです。 食習慣も重要です。また、美肌は夜作られます。睡眠中に老化防止や美容に必用なホルモンが分泌されて、昼にお肌が受けたダメージの回復にも役立つんです。生活が不規則、ダイエットをしている方の肌状態の悪いことにびっくり。残念なことなのですね。

 

深いシワ対策、真皮層のコラーゲンを増やしたい!それには体の中から働きかけるのが一番
摂取したコラーゲンはそのまま体の組織にはなりません
コラーゲンをたっぷり摂れば、お肌プルプル というのはウソ。摂取したコラーゲンはそのまま体の組織にはなりません! 
真皮層のコラーゲンを回復させるには、コラーゲンペプチド(コラーゲンの破片)を、真皮層にあるコラーゲンを造る細胞に認識させて、組織が壊れている! 大変だ! と一生懸命コラーゲンを造り始めるのを促すことなのです。サプリメントなら日常の生活の中でコラーゲンペプチドを手軽に摂れますね

美肌バランスコラーゲン https://www.product-innovation.co.jp/supplement/

その他のしわについて
乾燥: 湿度が低いと、肌の水分が失われて角層の保水力が低下し肌表面に細かいしわができるのです。目じりの小じわがこの典型ですね。
顔の表情のクセ:眉間にシワを寄せている、よく笑う方などは表情のクセによるシワができやすいです。また、この表情つくる筋肉が衰えでもシワやたるみの原因になります。最近では、マスクのせいで、表情筋を使うことが減り、筋肉の衰えを促進しているようですね。