「薬屋さんの正直ブログ」

富山県の薬剤師、前田がスキンケアの「リアル」をお話しします。

冬にお肌はこんなに乾く 魔の5分とは?

冬にお肌が乾燥することは承知してますが はたしてどのくらい肌にダメージがあるんでしょう。
今回は 湿度・温度がお肌の潤いに与える影響と、とっても危険な魔の5分 について対策ともどもお話しします。

冬になると肌の水分量はどうなる?
専門的になるとややこしいので、ざっと押さえてください。
冬になると、肌(角質層)に水分量は3割減少します。
健康な水分量は20%~30%で20%を下まわると、乾燥による肌トラブルが出始めます。夏場に30%で充分潤っていても20%ギリギリ、ほとんどの場合、20%以下の危険ゾーンに入ってしまいます。

      

湿度だけでなく温度も影響します。
気温が低く肌との温度差が大きくなるほど、お肌から水分が蒸発しやすくなります。

急に部屋を暖めるのは要注意!
加湿せずに急に暖房すると、部屋の空気はカラカラになってしまいます。
例えば寒い朝 気温5℃ 湿度50%あったとします。この部屋を加湿せずに20℃まで暖めると湿度は何と5%に! お肌にとっては地獄のような環境になってしまいます。そのため、部屋を暖房で暖める時は、加湿器を使ったり、濡れたタオルを干したりして、十分に加湿することが重要です。

日常に潜む 魔の5分 とは!?
暖かく、湿度も充分なお部屋から出て、乾燥した冷気にさられる時間が僅か5分でも、お肌の水分は急激に失われます。この時失われた水分はお部屋に戻ってもすぐには回復しません。僅か5分表に出ただけでも絶対保湿ケアをすべきです。
家にいるときから 乾燥+UV対策はしっかりする。
☆ お部屋にいるときから クリームなどで肌を守りましょう。
☆ 冬は紫外線対策をしないと、肌老化の原因 UVAは夏の2倍以上、乾燥でバリア機能が衰えているのでこの影響は大です。

うるおい続ける力をお肌に与えるクリームとUVカット+冷気と乾燥を遮断して、素肌を美しく見せるベースファンデがあれば、魔の5分 も怖くありません。
ご質問や試してみたい製品があれば、こちらからお気軽にお申し込みください。
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冬は、「美肌菌」で潤いキープ 

冬の乾燥対策で忘れてはいけないのが 顔の「美肌菌」です。じつはこの美肌菌は乾燥が苦手なんです。今回はこの「美肌菌」のお話しです。保湿はしっかりしているつもりだけど、思ったように潤わない! なんて時には 「美肌菌」 が減ってしまっているのかもしれません。

潤い続ける力をキープする2つの条件
1 健康な角質層
角質層が健康だと 
角層の表面にある皮脂膜によるバリア機能が肌を覆って乾燥を防ぎます。
健康な角質には、角層細胞の中にあるNMF(天然保湿因子)のアミノ酸が、角層の中に水分を保つ役割を果たしています。潤いが逃げないようにする細胞間脂質が水分の蒸発を防いでいます。
2 「美肌菌」
重要なのが、「美肌菌」とも呼ばれる「表皮ブドウ球菌」です。皮膚の表面に存在し、汗や皮脂を原料にグリセリン脂肪酸をつくり出しています。グリセリンは保湿成分であり、肌のバリア機能を強化して脂肪酸が肌を弱酸性に保ちます。これがバリア機能なんです。その結果、弱アルカリ性を好む悪玉菌の増殖を抑え、肌の健康を保ちながらバリア機能を高めるのです。

このどちらが欠けても 潤い続ける力が不足してしまいます。

乾燥は「美肌菌」の敵
「美肌菌」とも呼ばれる「表皮ブドウ球菌」はお肌が乾燥すると、その数が減少し、お肌に潤いを与える「グリセリン」や、弱酸性に保つ「脂肪酸」の産生量も減少する、バリア機能低下のスパイラルに落ち込みます。
お肌が弱酸性を保てなくなり、アルカリ性に傾むくと、肌荒れやアトピー性皮膚炎の原因になる「黄色ブドウ球菌」が増殖してしまいます。

「美肌菌」の暮らしやすい環境を保ってください
日常の保湿ケアは欠かさず、以下のいくつかポイントをあげておきます。

☆ 1日に何度も石鹸などでで顔を洗うことは避け、さっぱりしたいときは、ぬるま湯で流すぐらいにしましょう。
☆ 菌なので 殺菌成分はNGです。
アルコール除菌シートなどはもってのほか、皮膚常在菌は生きている菌です、殺菌成分はNG!

迷ったらオンラインカウセリング 

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で、お肌に適したおすすめのアイテムとスキンケア方法をご案内していますので、お気軽にご利用ください。

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乾燥肌荒れは お風呂の時間と温度に注意!

寒くなると、熱めのお風呂でじっくり温まりたくなりますが、お肌のためにはよくないのです。
お風呂の温度や時間によっては、乾燥・肌荒れ・痒みなどこの時期に増える悩みは悪化しかねません。

お風呂は熱すぎたり、長湯だと肌が乾燥する!
温度に注意
40度以下のぬるめがいいいんです。あついと発汗でお肌奥の水分が減ると同時に、皮脂や大切な保湿因子などが失われてしまいます。
時間に注意
時間が長いと皮脂などどんどん落ちてしまうし、お肌がふやけることに。ふやけたお肌は急激に乾燥します。時間は10分以内を目安にしたらいいでしょう。

お風呂上りはしっとりしてるようで、実は乾燥の崖っぷち(大げさですが)。入浴は適度な温度と時間を守り、出たらすぐ保湿に心がけましょうね。特にアトピーや痒みのある場合は、熱いお湯に長時間入ると悪化するので、気を付けてください。

疑問などございましたら、HPのお問合せから、お気軽にご質問ください。
お問い合わせ https://www.product-innovation.co.jp/contact/
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お肌の状態が悪いとき お湯だけでも保湿は出来る!?

洗顔も厳しいほどお肌の状態が悪いとき、お湯洗顔で角質の潤い回復効果を簡単にお話しします。

健康な角質の水分は20%~30% カサカサになると10%以下!
お肌がカサカサの状態だと 角質表面付近は10%前後まで下がってしまいます。
お湯をなじませるように洗願すると、30%までに充分回復します。
ところが5分もたつと 急激に蒸発して、10分もたつともとに逆戻り!
そのため、蒸発を防ぐために、油分でお肌の表面をカバーする必要があるんです。
お湯の温度に注意!
40℃以上の熱めのお湯だと、お肌の水分量はあまり増えない傾向にあります。30度前後のぬるいお湯を使ってくださいね。

保護する油分は何が適しているの?
前回はワセリンをお勧めしましたが、問題が無ければクリームでもOKです。シンプルなクリームは肌刺激の少ないものが多いのですが、乳化剤・界面活性剤を用いているので、超敏感状態で心配ならワセリンになります。

数日から1週間で お肌の回復を実感できるはず。
お湯で保湿して、ワセリンでお肌を保護するケアだけでも効果はあります。カサカサ肌が潤って、油分で水分の蒸発を防げる時間は短いのですが、お肌が 【バリア機能】 を整えるまでの時間を稼ぐことができるんです。お肌の状態や個人差もありますが、お肌が力を取り戻すまでの辛抱です。よくなったかな?と感じたら、洗顔~クリーム~化粧水の順番でお肌との相性を確かめながらスキンケアを再開しましょう・えっ! 順番が違うのでは? そうなんです、通常はクリームが最後なんですが、敏感なお肌は化粧水の方が反応しやすいのであえて順番を変えました。もちろんご自身で確認し、問題なければ使用してください。一度にすべてのスキンケアを再開するのではなく、徐々に使うものを増やして行きましょう。
*あまりに症状の激しい場合は、専門医の指導による 治療 を優先してくださいね。

アトピーのお悩みはこちらも参考にしてください
kusuriyamaeda.hatenablog.com/entry/2021/09/17/152608

疑問などございましたら、HPのお問合せから、お気軽にご質問ください。
お問い合わせ https://www.product-innovation.co.jp/contact/
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お肌の状態が悪いとき 断コスメ

お肌の状態が悪く、洗願料から化粧品まですぐにお肌が反応して トラブルがでてしまうとき。潔く 断コスメ をしてみましょう。合うものがないかといろいろ試すのがお肌の回復を妨げるケースは多いのです。明らかな皮膚病が無い場合は1週間ほどでお肌は健康を取り戻し始めます。

お湯だけでも角質への水分補給はある程度できます。
暫くはお湯洗顔
まずお肌を休ませましょう。クレンジングなども使えないのでメイクはがまん。洗顔料を使わずにぬるいお湯(30℃前後)で、汚れを洗いながすことが基本です。これもサット洗い流すのではなく、お湯をお肌になじませるような感覚で行うと、角質への水分補給ができるんですね。つるんとサッパリ洗いあがりは期待できませんし、少しヌルッとしてもお肌の皮脂まで落していないことなので気にしないことです。
洗顔後はタオルをあてて 余分な水分を吸い取ってください。こするのは厳禁です。
*生理食塩水がいいとの説もあるようですが、意味はなく、肌に残った塩分は角質層から潤いを吸い上げてしまうのでNGです。

 

 

お湯で潤したらすぐに蓋をして、貴重な水分が蒸発するのを防ぎます。
クリームではなくワセリンを使います。最も刺激の少ない保護剤のワセリンは、肌の表面を覆うことで水分の蒸発と、乾燥による肌荒れを防いでくれます。水分を吸い取ったらすぐに使ってください。つけすぎるとベタつつくので少量を薄くつけましょう。手のひらに伸ばして温めてから、肌を包むように薄くつけるのがコツです。ここでもこすったり摺りこんだりしないでくださいね。
ワセリンにはいくつか種類がありますが、純度の高い「白色ワセリン」を選んでください。50gで200円位でお財布にも優しいですよ。あまったグリセリンは手洗後にハンドクリーム代わりに使ってもいいので、無駄になりません。
*保湿剤としてグリセリンはどうですか?と質問を受けますが、水+ワセリンが基本です。

アトピーのお悩みはこちらも参考にしてください
kusuriyamaeda.hatenablog.com/entry/2021/09/17/152608

 

今回は脱コスメなんで、化粧品の紹介は無し・・・・ 少し良くって来たらドクターイノベールの予防美容を是非お試しくださいね!

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お肌の状態が悪いとき 断コスメ

お肌の状態が悪く、洗願料から化粧品まですぐにお肌が反応して トラブルがでてしまうとき。潔く 断コスメ をしてみましょう。合うものがないかといろいろ試すのがお肌の回復を妨げるケースは多いのです。明らかな皮膚病が無い場合は1週間ほどでお肌は健康を取り戻し始めます。

お湯だけでも角質への水分補給はある程度できます。
暫くはお湯洗顔
まずお肌を休ませましょう。クレンジングなども使えないのでメイクはがまん。洗顔料を使わずにぬるいお湯(30℃前後)で、汚れを洗いながすことが基本です。これもサット洗い流すのではなく、お湯をお肌になじませるような感覚で行うと、角質への水分補給ができるんですね。つるんとサッパリ洗いあがりは期待できませんし、少しヌルッとしてもお肌の皮脂まで落していないことなので気にしないことです。
洗顔後はタオルをあてて 余分な水分を吸い取ってください。こするのは厳禁です。
*生理食塩水がいいとの説もあるようですが、意味はなく、肌に残った塩分は角質層から潤いを吸い上げてしまうのでNGです。

 

 

お湯で潤したらすぐに蓋をして、貴重な水分が蒸発するのを防ぎます。
クリームではなくワセリンを使います。最も刺激の少ない保護剤のワセリンは、肌の表面を覆うことで水分の蒸発と、乾燥による肌荒れを防いでくれます。水分を吸い取ったらすぐに使ってください。つけすぎるとベタつつくので少量を薄くつけましょう。手のひらに伸ばして温めてから、肌を包むように薄くつけるのがコツです。ここでもこすったり摺りこんだりしないでくださいね。
ワセリンにはいくつか種類がありますが、純度の高い「白色ワセリン」を選んでください。50gで200円位でお財布にも優しいですよ。あまったグリセリンは手洗後にハンドクリーム代わりに使ってもいいので、無駄になりません。
*保湿剤としてグリセリンはどうですか?と質問を受けますが、水+ワセリンが基本です。

アトピーのお悩みはこちらも参考にしてください
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今回は脱コスメなんで、化粧品の紹介は無し・・・・ 少し良くって来たらドクターイノベールの予防美容を是非お試しくださいね!

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冬のUVAにご用心 UVAは夏の2.5倍!?

夏より紫外線量は少なくはなりますが、UVBは夏に比べ冬はおよそ5分の1にまで減るのに対し、UVAは夏に比べ冬は2分の1程度なんです。またUVBの影響はは見た目でわかる日焼けですが、UBAは肌のシワやたるみの原因に! 肌老化をすすめてしまいます。
乾燥とあわせて、肌老化加速する冬は要注意です。

冬にも日焼止めが必要な理由。
陽ざしが弱くなると、サンガードを使わなくなりますね。冬になるとUVBは夏の5分の1まで減りますがUVAは2分の1、半分ほどしか減りません。なるべく簡単に計算してみます。夏場はSPF30以上の日焼止めを塗ることで80%紫外線をカットできるとしましょう。UVBは日焼止めを塗った夏と同等の(5分の一=80%減)なので増えることはありません。 UVAは半分になったとはいえ、サンガードなしでは (50%÷ 20%=2.5)夏の2.5倍になってしまうんです! 
紫外線対策を怠ると、肌老化を進めるUVAを浴びる量は夏より増えてしまうんです。

冬の紫外線・乾燥は万全ですか?
UVAと乾燥からお肌を守ってくれる 化粧下地 ラスティングコート をおすすめしてますのでぜひお試しください。クリーム アクアクリーミィーエッセンスもあわせてご使用下さい。こちらのお問合せからサンプル請求もできますので是非ご利用ください。
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お肌にあった保湿で冬を乗り切りましょう。
肌が乾燥しやすくバリア機能が低下しやすい冬は、日常のスキンケアが重要です。うるおいのある美肌を保つためには、お肌に合わせた保湿をすることが大切です。
お肌にあった保湿をお捜しならこちらの無料トライアルのキャペーンサイトをご覧ください。
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